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動物の肝臓に含まれている 《ビタミンA》
が、過剰に取り入れられることによって起こる症状は、頭痛と皮膚が剥離することが大きな特徴である。 その他、発熱・吐気・嘔吐・顔面浮腫・下痢・腹痛・発疹などの症状も見られる。
イシナギは、水深400〜500メートルもの深海にすむハタの仲間で、北海道から南日本・朝鮮海域まで分布している。 幼魚のときは浅い海に生息しているが、成長するにつれて深い場所に移り、5〜6月頃に産卵する。
この頃のものを食べると、中毒すると言われているが、それは老成するにつれて、肝臓中のビタミンAの量が多くなるからである。 イシナギの肝臓には、50万〜150万単位のビタミンAを含んでいるので、昔は肝油の原料として利用されていた。
中毒症状は、ふつう食後30分〜1時間、遅いときには12時間もたってから、激しい頭痛が起こる。 嘔吐や発熱もあるが、これは早めに回復する。 そして、1〜6日後には顔の皮膚がむけ始め、20〜30日くらいのうちに、全身の皮膚が脱落する。 しかし、これによって死亡することは、ほとんどない。
また、肝臓を食べたものは100パーセント中毒し、かなりの期間にわたって肝臓障害を訴える患者もいる。
イシナギ以外にもサワラ・マグロ・ブリ・カンパチ・サメ・アコウダイ・ハタハタなどの肝臓を食べることによって、中毒事件は発生している。
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